脱臼肢位の認識の違い
- 2018.02.19
脱臼肢位の認識の違い THA・BHAにおける脱臼肢位は、セラピストが言う場合と、医師が言う場合で意味している事が異なる印象があります。 本質は同じなので問題ないのですが、本来の認識とリハビリテーションの臨床現場での認識の違いについて説明します。 セラピストの言う脱臼肢位とは? 理学療法士や作業療法士の方々、つまりセラピストの方々の言う脱臼肢位は禁忌肢位を意味している場合 […]
整形外科領域の新人医師や理学療法士のための整形外科知識
脱臼肢位の認識の違い THA・BHAにおける脱臼肢位は、セラピストが言う場合と、医師が言う場合で意味している事が異なる印象があります。 本質は同じなので問題ないのですが、本来の認識とリハビリテーションの臨床現場での認識の違いについて説明します。 セラピストの言う脱臼肢位とは? 理学療法士や作業療法士の方々、つまりセラピストの方々の言う脱臼肢位は禁忌肢位を意味している場合 […]
PAとERPの術野の違い 前回は術野について解説しました。 今回は少し具体的に、PA(後方アプローチ)とERP(短外旋筋温存アプローチ)での術野の違いを例にして解説していきます。 PAとERPをまだ確認していない方はリンクから確認してみてください。 ERPの術野はどれくらい? 「THA・BHAにおける術野はどれくらい?」で説明した通り、PAは後方系アプローチになるので大腿骨側の術野は […]
THA・BHAにおける術野はどれくらい? これまでの記事で「術野」という言葉が何回かでてきていると思います。術中に確保されている目で直接見える手術スペースという意味合いです。今回は術中の術野とは実際にどのようなものなのか、また術野に影響する因子を説明していきます。 前方系と後方系では術野が違う? まずは前方系と後方系での術野の違いについて説明します。 THAは大腿骨側の処理と臼蓋側の […]
THAアプローチ別侵入経路 各術式紹介の中でどの筋のどの部位を切開するかは説明しましたね。その中で筋自体を切る「筋切開」、筋と筋の間を切る「筋間切開」があることも紹介しました。 今回はTHA・BHAにおける各アプローチの侵入経路の違いを視覚的にまとめてみました。 水平面から見る侵入経路 THAの各アプローチの侵入経路を水平面から見るとどのように見えるのでしょうか? それを表した図がこ […]
ERPアプローチ 今回は後方アプローチ(PA)の変法のERPというアプローチを紹介使用と思います。 PAの記事で説明しましたが、後方系のアプローチは股関節の外旋筋群を切開してしまいます。そのため後方脱臼のリスクも上がり、術後の股関節機能も低下します。それを改善させたのが今回紹介するERPというアプローチです。ERPを説明するまえにまずは外旋筋を復習しましょう。 6つの短外旋筋群ってど […]